こんにちは、風船(@fusen_niconico)です。
我が家では、ASUSの「RT-AC87U」をWi-Fiルータとして使っています。

家自体は木造2階建てで2階にWi-Fiを設置しているのですが、これほどの強靱なWi-Fiルータを持ってしても1階の端っこなどではWi-Fi電波がかなり弱くなってしまいます。
どうにかできないかと考え、Wi-Fiの中継器を考えてみましたが、そこそこ値段がすると思っていたので手を出す気が起きませんでした。
手頃な中継機があった!
我が家のWi-Fi環境はIEEE 802.11 acに対応しているので、どうせならそれに対応していたほうが良いかと思い、対応中継機を探してみたところ手頃なものを見つけました!
BUFFALOの「WEX-733D」です!価格は、ヨドバシカメラで税込み3760円、非常に安い。(2017年5月17日現在、価格は変動する可能性あり)
理論値ですが、11acでは最大433Mbps、11nでは最大300Mbpsでの通信が可能です。親機自体はac接続で最大1734Mbpsの通信が可能なため、この中継機では親機の本領を発揮できないという点がありますが値段を考えると仕方ない!あくまで1階でのWi-Fi接続をできる限り安定させることが目的なのでよしとします。
仕様を読むと、5GHzではアンテナを1本、2.4GHzではアンテナを2本使用するというところもいいところですね!
開けていく
それではさっそく開封していきます。
開けると、本体がお目見え…ではなく、まずは注意書きが出てきました。
内容物
- 本体
- 取扱説明書
- Web設定画面カード
中身を全て出してみましたが、内容物は非常にシンプルです。
サイドに各LEDの説明と、主電源スイッチがあります。基本的にコンセントに挿しっぱなしにする製品のため、抜かずに主電源をOFFにできるのは嬉しいですね。
製品裏にはWeb設定画面カードと同様の情報やMACアドレス、シリアル番号が記載されています。
では、早速設定をしていきます。
設定をする
BUFFALO製品なので、簡単設定機能としてAOSS、他社製と互換性のあるWPSに対応しています。そのため、AOSSかWPSに対応していればボタンワンプッシュで設定が完了します。それではブログとしては面白味がないので(?)、今回は全て手動で設定してみました。
中継機と設定用PCをLANケーブルで接続する
配線が汚くてごめんなさい!!
このときに、横にある「AUTO・5GHz」のスイッチが「AUTO」に向いていることを確認し、設定したいPCとLANケーブルで接続します。
LANケーブル接続後、コンセントに挿して電源を投入すると起動準備が始まります。
1分ほどしたらPCから設定を始めます。
PCで設定する
ブラウザから「http://repeaterXXXX.set」にアクセスします。(XXXXは各個体で変わります)
Wi-Fiアクセスポイントがスキャンされて、接続設定画面が表示されます。
自身のWi-Fiを選択します。
暗号化キーを入力します。
接続が始まります。
これで完了です。
最後に設定の確認画面が表示されます。
我が家では、5GHzと2.4GHzでは別のSSIDを利用しているのでここでそれぞれSSIDを変更しました。
再起動後、設定完了です。
実際の使用感は?
親機は2階のため、この中継機を1階に設置しました。
そこで、中継機のあり・なしで回線スピードがどれほど変わるか家の1階で試してみました。

下りが12Mbpsしか出ていませんね。家の端まで行かなくともここまで下がるので、これでは家の端では使い物になりません。

下りが37Mbpsで上昇し、約3倍の速度アップです!理論値400Mbpsにほぼ近い値なので限界まで速度が出ているという事でしょう。
分かりづらいですが、右上のWi-Fiのアンテナピクトが「中継機あり」のほうが強い表示になっています。
最後に
4000円弱でWi-Fiをより快適にできて非常に満足です。同時接続した場合などはまだ試していませんが、我が家では同時に何台もつなぐという事は滅多にないので問題ないと思います。
今回の製品は「433+300Mbps」という転送速度でしたが、「866+300Mbps」という、より速い転送速度の製品が、BUFFALOであれば「WEX-1166DHP」として発売されているので必要に応じてそちらを検討してみても良いかもしれません!
我が家では、現状こちらで満足しているので不満が出てきたら上位モデルにアップグレードしようと思います。